貴親方、9年ぶり審判 序二段、十両で…まばらな館内に圧倒的オーラ/夏場所(サンケイスポーツ)

大相撲夏場所初日(13日、両国国技館、観衆=1万936)日本相撲協会の元理事で、3月の理事会で親方の序列で最下位の「年寄」へ降格した貴乃花親方(45)=元横綱=が、新たな役職となった審判を務めた。紋付きはかま姿で座った土俵下から序二段や十両などの取組を見守った。審判復帰は平成21年初場所以来。

 観客もまばらな午前10時ごろに姿をみせると「たかのはな~」「がんばれ!」と現役さながらの拍手や声援が飛んだ。だが、職務に集中して「聞こえていなかった」と苦笑いを浮かべた。

 同親方は、3月の春場所中に弟子の幕下貴公俊(たかよしとし、夏場所は出場停止)が起こした暴行問題などが原因で2階級降格処分を受けた。

 降格後、初の本場所で再出発。打ち出しまでビデオ係を務めたが、「とくにかわったことはない」。十両の取組では弟子の貴ノ岩と貴源治が白星を挙げたものの、「(職務で)勝負に集中していた」と表情を崩さなかった。

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