八方塞がりの阪神…“どん底”今季ワースト4連敗 借金「1」(サンケイスポーツ)

(セ・リーグ、広島6-1阪神、8回戦、広島5勝3敗、12日、マツダ)金本阪神、どん底-。阪神はマテオが2リーグ分立後では17人目の3連続押し出し四球の大乱調などで広島に敗れ、今季初の4連敗で借金生活(1)に転落した。頼みの4番ロサリオを5番に降格させた新打線も不発。金本知憲監督(50)は「どうしようもないでしょう」と嘆き節。なんとかしてくれ!!

 もがき、あがいても、どんどん深みにはまる。まるで蟻地獄のようになってきた。すべてが、うまくいかない。金本監督はさすがに疲れていた。

 「みての通りです。(マテオが)四球、四球…。どうしようもないでしょう。どうしようか」

 1点を追う展開だった七回。先発・小野の続投が裏目に出た。無死一、二塁とされ、マテオを投入。しかし、菊池にバスターで中前に運ばれ、満塁とされると、バティスタに右犠飛。致命的な1点を奪われ、その後、二死満塁から安部、野間、会沢に3者連続押し出し四球を与え、試合をぶち壊してしまった。

 「(途中で、左投手を)出しにくいわな。岩崎を出したって、新井らがくるだろうし」

 相手の代打陣を考えると、岩崎の左1枚を挟むこともできなかった。マテオが汗だくになっている間、香田投手コーチがマウンドにいくことも、なし。ただただ、乱調劇が続いた。

 ついに断を下した打線も4試合連続2得点以下と実らなかった。不振のロサリオを開幕33試合目にして初めて4番を剥奪。5番に降格させた。

 R砲は七回先頭で右前打を放ち、18打席ぶりに「H」ランプを灯したが、褒められるような内容ではなかった。特に外角球への見極めやタイミングが悪く、指揮官も「変化球にまったくついていっていない」とガックリ。今後の5番起用についても「わからん。また明日、考えますわ」と明言を避けた。V奪回の使者として年俸3億4000万円で獲得した看板打者が、スタメン落ちの可能性も出てきた。

 今季ワーストの4連敗。借金生活に突入したばかりとは思えぬほど、重い空気が漂っている。

 藤浪もいない。高山、大山も打率1割台と苦しんでいる。空気を変えるための、材料がない。まさに、どん底の状況だ。

 「1割台が多いから、うちは。打率が…」

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