【Bリーグ】北海道「3年で日本一」のカギ(スポーツ報知)

プロバスケットボールBリーグ1部のレバンガ北海道は、7日で今季全日程を終えた。通算26勝34敗で東地区最下位6位だったが、B1全体では18チーム中11位と奮闘。営業面も1試合あたりの平均観客数は昨季より1000人近く伸ばすなど躍進した。今季を総括し、来季の飛躍の鍵を探った。(取材・構成 小林 聖孝)

【写真】残留を発表したトラソリーニ

 ◆営業

 今季の営業収入は、当初目標より4000万円多い5億4000万円になる見通しだ。ホームの平均入場者数も前年比133・9%増の3743人。リーグ2位の数字で、昨季の2796人から大幅に増やした。

 好調の要因は、徹底したPRと会場演出にある。今季は初めて、ネットを中心としたデジタル広告など宣伝に1000万円を費やした。また、試合以外のショーアップにも努めた。

 1月に会場の北海きたえーるに直結する地下鉄・豊平公園駅コンコースに札幌市と連携し、大型選手パネルを設置。場内も、NBA風のつり下げ型電光掲示板を初導入し、映像や電飾、音響で華やかな空間を演出。専属チアや人気ボーイズユニットの公式アンバサダー起用など見所を作った。

 来季から3年計画で日本一に挑戦する。来季営業収入目標は7億円、平均入場者も4000人を目指す。横田陽CEO(41)は「来季は、立体映像などを導入し、より“五感を刺激する”を実現し、入場者アップにつなげたい」と話した。

 ◆チーム

 水野宏太HC(35)のもと、「ボールが回り、切り返しの速いバスケット」を追求してきた。今季は得点力向上をテーマに掲げ、司令塔・多嶋朝飛(29)がアシストでリーグ6位(平均4・65本)と成長し、新加入したマーク・トラソリーニ(27)、ディジョン・トンプソン(35)の“走れるビッグマン”も機能した。チーム平均得点は昨季の73・7点から今季は79・4点と向上。東地区でも3位につけた。

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