【国内男子ゴルフ】1打及ばず2位 石川遼好調の秘訣は“タコ素振り”(東スポWeb)

男子ゴルフの「東建ホームメイトカップ」最終日(15日、東建多度CC=パー71)、首位と4打差で出た石川遼(26=CASIO)は3バーディー、2ボギーの70で1打及ばず、通算11アンダーの2位に終わった。開幕Vはならなかったが、地区オープン2連勝の好調をキープ。その秘訣はちょっと恥ずかしい“タコ素振り”にあった。重永亜斗夢(29=ホームテック)が通算12アンダーでツアー初優勝を飾った。

 首位の重永に2打差で迎えた16番パー3。6メートルのバーディーパットを沈めた石川は派手なガッツポーズを見せた。さらに続く17番パー5で連続バーディー。プレーオフへの望みをかけた18番パー4のバーディーパットは決まらなかったが、最後の最後まで優勝争いを繰り広げた。

「16番以降、納得いくショットばかりだった。自分も含めて、優勝争いで負けた選手は調子を落として次の試合に行く感じがあるけど、今日に関しては収穫があった」。今後に向けて十分すぎる手応えをつかんだ。

 初日からの首位を明け渡した3日目のラウンド後、石川は誰もいなくなった練習場でクネクネとタコのような奇妙な動きを繰り返していた。

“テークバックでクラブヘッドを最後に動かす”“肩甲骨でクラブを上げる”“腕をムチのように使う”。オフから取り組んできたスイングのポイントを大げさに、極端にした素振りだった。

 多くのギャラリーや他の選手がいるスタート前の練習では「恥ずかしくてできない」と苦笑いだったが、最終日のスタート前は「結果につながるならやりますよ」としっかり実践。「4日間で、今日が一番、いいスイングが多かった」と成果は確実に表れた。

 石川の活躍は男子ツアーの集客に直結する。最終日は時折、小雨がぱらついたこともあって伸び悩んだが、4日間トータルでは前年比約600人増の2万257人のギャラリーが集まり、選手会長としても好スタート。自らの発案で、競技終了後の観客の前での選手インタビューと選手のサイン入りピンフラッグの販売も行った。選手としても、会長としても「今できるベストは尽くせたので100点ですね」。自己採点はいきなりの満点だ。

コメントは受け付けていません。