阪神D2・高橋遥、3連続四球までOK!ローテ争いの劇薬になってくれ(サンケイスポーツ)

阪神・金本知憲監督(49)が1日、2日から1軍に昇格させるドラフト2位・高橋遥人投手(22)=亜大=に対し、ガムシャラ投球を求めた。3、4日のソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)のいずれかに登板させるが、3連続四球までOKと寛大な構えをみせた。D5位・谷川昌希投手(25)=九州三菱自動車=も先発調整へ。投手危機を救え!

 今のままで、いい。だから、呼ぶ。腕をとにかく振って、持ち味を出せ-。金本監督がD2位・高橋遥に求めることは、たったひとつだった。

 「(四球も)全然、関係ない。青柳を我慢する男やで(笑)。3者連続四球でも黙ってみているワタクシですよ(笑)。1イニング3つまで大丈夫やな、四球」

 新人合同自主トレのときから「潜在能力が素晴らしい。あの真っすぐは打てない」と威力ある直球を大絶賛していた。春季キャンプはコンディションを最優先させる形で2軍で過ごさせた中、初実戦となった2月18日の四国IL・高知戦(安芸)で1回無失点。22日の西武戦(安芸)でも1回無失点。24日にはブルペン投球を視察した坂井オーナーに「期待のエースになってほしい」とうならせた。

 「ストライクゾーンにいい球をバーンと投げていたら、細かいことは後からでいい。ほんと、楽しみですよ。変化球もいいらしいしね。高速スライダーで」

 評価はうなぎ上り。だから、今は制球面という課題に目をつむる。それよりも、長所をぐいぐい伸ばしたい。2016年3月上旬のオープン戦で当時新人だった青柳が10球連続ボールの3連続四球と甲子園を騒然とさせたが、指揮官は冷静な表情を崩さず、父親のような目で温かく見守った。

 「(ローテ候補で)いけたらいいねぇ。のびのびのびやればいいんですよ、のびのびと。自分の家のように。庭のような感じで、マウンドは」

 13年ぶりのリーグ優勝へ、現時点での最大の課題は先発投手陣。メッセンジャー、秋山、能見の後が出てこない。藤浪、小野、岩貞ら襷に短しの男たちへの“劇薬”になってほしい。チャンスは与える。だからこそ、堂々と思いきってやれ-。

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