特別指定選手の年齢制限が撤廃、中学生を含む満22歳以下のプレーヤーが対象に(バスケットボールキング)

1月10日、都内でBリーグの理事会が開催され、その後のメディアブリーフィングにおいて、特別指定選手の年齢制限撤廃について承認を得たことが報告された。

 旧来から存在した、アーリーエントリー制度をBリーグ設立時に改定した特別指定選手制度は、高校・大学のバスケットボール部に所属しつつも、3カ月単位でプロチームへの登録を認める制度のことだ。同制度を利用して登録された選手は、その期間中もあくまでもアマチュア。報酬が出るものではなく、学校に籍を置きながらプロチームへ登録されていた。

 今回、B.LEAGUE規約・規定集『選手契約および登録に関する規程』が改定された。これまでは「全日本大学バスケットボール連盟および全国高等学校体育連盟バスケットボール部所属選手であり、満22歳以下の選手に限り特別指定選手の対象」として認めていたが、国内の大学や高校という枠を排し「満22歳以下の選手」という内容に改正され、その対象が大きく拡大。中学生や専門学校生、インターナショナルスクール生も対象となったことで、育成機会の幅が広がり、Bリーグに挑戦できる環境が整備されることとなった。

 Bリーグの大河正明チェアマンは「田中力(横浜ビー・コルセアーズU-15/横須賀市立坂本中学校3年)くんという中学生で、日本代表候補に選ばれるような選手が出てきたのに、もし、彼を試そうとしても、今の規定では試すことができません。中体連(日本中学体育連盟)まで幅を広げ、対象に含めることになりました」と、“田中力ルール”の策定理由を述べた。

 これまでのバスケットボール界への人材供給は、国内の高校や大学に限られていたものの、昨今は中学卒業後にアメリカの高校を目指す選手や、海外で研鑽を積む選手の例も少なくない。また、Bリーグクラブのユースチーム設立など、日本バスケットボール界を取り巻く環境も大きく変貌を遂げている。

コメントを残す