白鵬、日馬富士に「言葉みつからない」…引退後初の言及(スポーツ報知)

大相撲の冬巡業が4日、長崎・五島市で行われ、横綱・白鵬(32)=宮城野=が、元横綱・日馬富士関(33)が幕内・貴ノ岩(27)=貴乃花=への暴行問題の責任を取って引退発表したことについて「どういう言葉をかければいいか見つからない」と述べた。元横綱が11月29日に引退して以降、白鵬が言及するのは初めて。

 横綱の土俵入りを終えた白鵬は、椅子から立ち上がってライバルの引退を惜しんだ。「巡業が始まっているしね」と前置きしながら「本人にどういうことを言ったらいいのか、言葉が見つからない。難しい。少し時間をおいて本人に直接、伝えられたらいいね。みなさん(報道陣)を通してああだこうだと言うことはしない」と短い言葉に気持ちを込めた。

 沈黙を破るには、気持ちを整理する時間が必要だった。元日馬富士関は同じモンゴル出身で、一緒に上を目指してきたライバルであり盟友でもあった。白鵬は今年10月、鳥取市内での日馬富士の暴行事件が起こったラウンジに同席、しかも日本相撲協会の危機管理委員会の中間報告によると、白鵬の貴ノ岩への注意が事件の引き金になった。

 千秋楽の優勝インタビューでは「日馬富士関と貴ノ岩関を再び土俵に上げたいと思います」と発言。さらに観客に万歳三唱を促すなど言動が横綱の品格に関わるとして、11月30日の定例理事会で厳重注意を受けた。その間に鳥取県警や日本相撲協会の危機管理委員会の事情聴取を受け、冬巡業に出てもテレビ局のリポーターにマイクを向けられるなど、相撲以外で騒がれることに嫌気が差していた。

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