ワグネリアン重賞初V、友道師満点/東スポ杯2歳S(日刊スポーツ)

<東京スポーツ杯2歳S>◇18日=東京◇G3◇芝1800メートル◇2歳◇出走7頭

 ディープインパクト産駒ワグネリアン(牡、友道)が単勝1・4倍の1番人気に応え、無傷の3連勝で重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは1分46秒6。福永祐一騎手(40)は12年ぶり4度目の同重賞制覇。モーリスの全弟ルーカス(牡、堀)は2着に敗れた。

 先頭に立ったワグネリアンの福永騎手がチラリと内のターフビジョンに視線を送る。坂を上がってからは外を2度確認する余裕。「しっかり伸びてくれたので、あとは後ろから1頭来るかな、と」。強敵と目された堀厩舎&ムーア騎手のルーカスに決定的な3馬身差でゴール。鞍上は笑顔で検量室前に引き揚げてきた。

 新馬戦、野路菊Sに続く3連勝。初の東京遠征だったが、馬体重は前2戦より4キロ増の454キロで出走した。レース史上最少頭数の7頭立て。コスモイグナーツを先頭に縦長の隊列となったが、手応えは抜群だった。大外を回り、上がり3ハロンはメンバー最速の34秒6。「思ったよりペースが流れたけど、捕まえられる感触があったので慌てませんでした」と鞍上は振り返り、友道師も「パドックで前残りだけ気をつけようと話していた。うまく乗ってくれたね」と満点を与えるレースぶりだった。

 同じ金子真人オーナー、厩舎の先輩マカヒキとの比較を問われた師は「マカヒキは新馬戦から落ち着きがあったけど、この子はまだまだ幼い。ただ、根性はすごいし、前向きさがある。今日もゴールしてからなかなか止まらなかった」と話した。精神面の課題を残すが、期待値はかなり高い。

日馬富士の貴ノ岩暴行問題、始まりは錦糸町での口論(日刊スポーツ)

大相撲の横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)が平幕の貴ノ岩(27=貴乃花)を殴打した問題で、事態の発端が18日までに明らかになってきた。捜査関係者らの話を総合すると、発端は秋場所後に東京・錦糸町のバーで貴ノ岩が元幕内の先輩力士らと口論になったことがきっかけ。これを10月25日に鳥取市内の飲食店で横綱白鵬(32)がたしなめたが、この時の貴ノ岩の態度に日馬富士が激怒し、暴行につながった。貴ノ岩の休場理由など不明点は多く残るが、徐々に当時の状況が分かってきた。

 鳥取で起きた日馬富士の暴行問題は、その約1カ月前に起きた東京・墨田区の錦糸町での貴ノ岩のトラブルが根底にあった。鳥取県警の捜査関係者らの話を総合すると、暴行に至るきっかけや動機が分かってきた。

 9月下旬の錦糸町のバーで、酒に酔った貴ノ岩はモンゴル出身の若い衆を説教していた。声を荒らげるなどヒートアップしたため、同席していたモンゴル出身の元幕内力士、元十両力士(いずれも現在は引退)らが「ほかにお客さんもいる。力士が大声出したら怖がられるからやめなさい」などとなだめようとした。しかし、貴ノ岩はおさまらず、モンゴルから来日した白鵬の友人もいる中「俺は白鵬に勝った」「あなたたちの時代は終わった」「これからは俺たちの時代」などと言い、口論になった。

 同席していた元幕内力士は「注意したつもりが、貴ノ岩はでかい声で返してきた。横綱の友人もいたのに…」と振り返る。白鵬を否定されたように受け止めた白鵬と懇意にしている友人は、気を悪くしていたという。後日、同席者によって、事情は白鵬に伝わった。

 そして迎えた10月25日の夜。ちゃんこ店での1次会を終えた力士ら一行は、2次会に向かった。白鵬は9月の錦糸町での出来事を口にし、貴ノ岩の態度を叱った。先輩力士への口の利き方などをあらためるように言い聞かせた。だが、貴ノ岩は話の最中にテーブルの下でスマートフォンを操作。これを見た日馬富士が「お前、大横綱が話してる時に何してんだ」と頭をたたいたが、反抗的な態度をとったため、さらなる暴行につながったという。

 捜査関係者によれば、日馬富士は聴取に対し、暴行を認めた上で「ビール瓶では殴っていない」とし、止めに入った照ノ富士もたたいたと説明したという。飲食店には3横綱、照ノ富士、貴ノ岩、石浦のほか地元関係者らが同席。ビール瓶については一部出席者による証言の食い違いもある。

【ISPSハンダカップ・フィランスロピーシニア】柳沢が残り2ホールで逆転V(東スポWeb)

国内シニアツアー「ISPSハンダカップ・フィランスロピーシニア」最終日(18日、埼玉・越生GC=パー72)は2打差の2位からスタートした柳沢伸祐(51=ビバゴルフ)が5バーディー、ノーボギーの67で回り、通算12アンダーまで伸ばし、逆転でレギュラー時代を含めてうれしいツアー初勝利を挙げた。

 勝負は残り2ホールで動いた。16番終了時点で1打差のトップだったのはグレゴリー・マイヤー(56=米国)で、柳沢は2位。ところが、マイヤーが17番パー3でバンカーに入れてボギーを叩いたのに対し、柳沢は花道から20メートルをパターで沈めるバーディーで順位が入れ替わる。

 続く18番もマイヤーが左に曲げてボギーとしたのに対して柳沢は3メートルを決めるバーディーで、終わってみれば2位に3打差をつけて優勝した。

飲酒暴行トラブルの巨人・山口俊を直撃「もう酒飲んでません」(東スポWeb)

【核心直撃】7月に発覚した飲酒暴行トラブルで巨人から1億円超とみられる制裁金や出場停止などを科せられた山口俊投手(30)が再起への道を歩んでいる。処分内容を巡って日本プロ野球選手会が球団側に再検討を求めるなど騒動が拡大したが、本人はどう感じているのか。FA移籍1年目を棒に振る形となり、来季に懸ける思いは? ジャイアンツ球場で調整を続ける山口俊を直撃した。

【写真】謝罪会見で何度も頭を下げた山口俊

 ――球団の処分を受け、8月下旬から練習再開。やや痩せた印象だが

 山口俊:意図的に絞っています。食事を制限したり、トレーニングの内容もウエートを本格的に取り入れたりしています。体脂肪と筋量を変えていく取り組みですね。夜だけですけど、炭水化物を取らないようにしたり、それだけでも全然違います。特にお米系。ご飯系を取らずに肉も鶏肉や赤身にしました。

 ――数値の変化は

 山口俊:最後に計ったのは1か月前くらいですが、取り組み始めて1か月で体重が3キロぐらい落ちて、22%あった体脂肪も20%を切りました。目標数値は決めていないですけど、一度絞り、筋量を増やしながら最終的に体重は本来の105キロに戻すつもりです。

 ――肉体改造のきっかけは

 山口俊:それは…それ(出場停止)が一番です。一からリセットして来年100%でいける体をつくらないといけないですから。

 ――選手会は処分が「不当」と球団に抗議。当事者としての思いは

 山口俊:そうですね…。もちろん報道で見ていますが、僕自身のことでありつつ…。僕がどうこう言える話でもないです。

 ――どういう形で決着することが理想か

 山口俊:選手会に対して僕がどうこう言える立場でもないですし、僕は巨人と契約させていただいたということ。僕自身は前を向いてやっていくしかないです。

 ――ところで、アルコールは

 山口俊:もう飲んでないですね。家でも。それで飲んでまた言われることも嫌ですし。「禁酒します」と宣言はしなかったですけど、わざわざ宣言することでもないと思いますしね。自分がしっかりと行動で示していけば(周囲の見方も)変わってくるんじゃないかと思います。

 ――最後の出場は7月9日の阪神戦(甲子園)。長期間、試合がなくモチベーションを保つのは大変では

来季からコーチ兼任の中日・荒木 40歳にして覚醒だ(東スポWeb)

来季から内野守備走塁コーチ兼任となる中日の荒木雅博内野手(40)が17日、名古屋市内で契約更改交渉を行い、40万円減の年俸7000万円(推定)でサインした。

 今季は6月に通算2000安打を達成したが、85試合で打率2割4分9厘、8打点、5盗塁に終わり「僕の中ではすごく不完全燃焼だった」と悔しそうに話した。そこで来季に向けてもう一度、徹底的に走り込むという。「このオフから春季キャンプまではこれまでの現役生活でこんなに走ったことないぐらい走ろうと思っている」

 今季の苦い経験からそう決めた。「実は6月下旬に右の太ももを痛めていた。何とかだましだましでプレーを続けて病院には行かなかったけどパフォーマンスは落ちた。オフになって病院に行ったら、肉離れだった。やっぱり、走り込みができてなかったんだなと。去年のオフは打撃に比重を置きすぎたのもあるし、走るにしても長い距離を走ろうとしすぎて、もうちょっと短い瞬発系のやつをやっておかないといけないなと思った」

【柔道】山下会長が新ルールに「国内大会では一部採用しない」(東スポWeb)

全日本柔道連盟の山下泰裕会長(60)は17日に都内で会見し、来年1月から国際柔道連盟(IJF)が導入する新ルールについて、国内大会では一部項目について採用しない考えを示した。

 新ルールは「合わせ技一本」の復活などを明記している。山下会長はゴールデンスコア方式の延長戦が指導の差でなはく、技によるポイントか「指導3」による反則負けで決着となったことについて「日本は考えないと、とんでもないことになる。お互いがヘロヘロになって、エンドレスになる可能性がある」と強い懸念を示した。

 ルールは修正の可能性も残しているが原則、東京五輪まで継続される。となれば、日本は国内で予定する東京五輪の代表選考会も“独自ルール”で行うことになるが…。

 山下会長は「日本人の場合、お互い知っているからね。一生懸命攻めても決まらないことはありうる。長くなったらどっちかがちょっとした差を見せて、決まるんだったらいいけど」と強調。上位の実力が他国以上に拮抗していることが理由とし“日本は例外”の正当性を説いた。

阪神ドラ1の馬場に珍宿題(東スポWeb)

阪神のドラフト1位・馬場皐輔投手(22=仙台大)ら新人5選手が17日、高知・安芸秋季キャンプ見学に訪れた。連日の猛練習で汗を流す先輩ナインに熱視線を送った期待の馬場は「一つひとつのメニューの質が高くて強度もあった。自分も強い体をこの1か月間でつくっていきたい」と意欲満々。今回、異例のキャンプ見学の発案者である金本監督も「馬場は馬力があって重い球を投げそう。練習を見てどれくらいやるか、どれくらい走るかを肌で感じてくれたと思う」と今後の収穫を期待した。

 そんな中、即戦力右腕として注目される馬場にチーム内から「自分でニックネームを考えて来い!」という珍指令が出ている。「(馬場は)真面目でおとなしいタイプだけど、プロで結果を出していくためには周りからかわいがられ、信頼されることが必要。1年目から活躍したいならなおさら。そのためにも面白い自分の呼び名を考えて、自分から『こう呼んでください!』と積極的にいくのがいい」(ある球団幹部)と本人に“宿題”を与えたというのだ。

【RIZIN】高阪 日本人初「ミルコ倒す!」(東スポWeb)

勝ち逃げはさせない。格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017」(12月29、31日、さいたまスーパーアリーナ)の大みそか大会でミルコ・クロコップ(43=クロアチア)と対戦する“世界のTK”こと高阪剛(47)が17日、その思いを語った。長年にわたり対戦を希望していたことを明かした上で、来年いっぱいでの引退を表明したミルコに「必勝」を誓った。

 ――ミルコ戦のオファーを受けて

 高阪:試合をやりたい相手の一人だったので、非常にいい状態の今、試合ができるのはありがたいと思いましたよ。

 ――2001年8月に藤田和之(47)が敗れて以来、戦いたかった

 高阪:自分にとって藤田は盟友のようなものですから。その時から漠然と戦いたいとは思っていました。ようやくかないました。

 ――昨年12月29日のバルト(33)戦から1年ぶりの試合だが、その間も練習は欠かさなかった

 高阪:日々の鍛錬はメシ食うこととか、空気を吸うのと同じですから。そこに関しては当然ですよ。

 ――年齢を重ねて、なお進化している

 高阪:今が自分史上、一番(状態が)いいと思います。自分を知ることが一番重要だと思ってきましたけど、それを理解し始めたのが最近なので。まだ分からないところが多いですけど。

 ――となると、過去の自分よりも今のほうがミルコ戦に勝算があると

 高阪:2001年ごろの状態なら、おそらく試合にもなっていなかったんじゃないですかね。でも今なら(ニヤリ)。

 ――ミルコは来年大みそかでの引退を発表した。引退ロードの初戦を務めることに思うところは

 高阪:ないなあ…。そういえばそこに関しては何にもないですね。まだまだ、自分はこれからだと思ってるからかな。なんだろう。理想が高すぎるのかも(苦笑い)。

 ――まだまだ成長期だと

 高阪:ミルコって、日本人に負けたことがないじゃないですか。なんか、もうそういうモノになっていて。でも昔から思ってたんですよ。「まだ、俺がいるじゃねーか」って。だから、自分が初めて日本人としてミルコを倒しますよ。勝ち逃げは許さない。それと去年はバルト相手に暴れられなかったので。今年は暴れたいですね。

 ――そのバルトへのリベンジの気持ちは